現在・過去・未来
現在・過去・未来
満月水のことを書いたあと、すぐに新月が来た。新月水もありかな?と思ったけれど、心静かに内面を見つめた。
満月は過去、新月は未来、それぞれのエネルギーが引き寄せられる・・・これをずっと念じてきたけれど、ここにきて想い至ったのは、現在、過去、未来は、同時に実在していること。今まで出会った現象の数々が、私の画文愛好の基礎になり、過去は現在であり未来である。
私が最も幸せに絵を描いていたのは、介護生活に突入する前、その頃の知人たちと、図らずも20年ぶりに再会した。するとはっきりした。空白の20年、20年の自殺・・・と、思っていたあの時間について、認識を改める時が来たと。人生は日々、刷新されていく。
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画文愛好の軌跡をたどれば、象徴派との出会い、魂体を求めるスピリッツ=猫子さんたちとの出会い、オレンジ色の未確認飛行物体=マイトレーヤの船との遭遇、パロディによる作画のリハビリ、あの世とこの世、先祖たちからの生命のつながり、魂の修行、守護霊は500年くらい前、この世に存在した人の霊であること、これらの認識がアイデンティティを支えている。
お任せの境地によって、内面に流れ込んできたこれら諸々を鑑みれば、インナートリップにおいて現在・過去・未来の区別はない。人は言葉によって考えをまとめるから、区別は物質界の利便性にすぎない。その先がある。その先へ進む。
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29日の中秋の名月には、ヒマラヤの奥地でこの世に慈悲の、愛の甘露が注がれる。5月と9月、暑さへ向かう満月と、寒さへ向かう満月に、恵みがこの世に注がれる。どれだけの人類が、それを感知し、我がものとしての慈悲を、愛を、携えていけるのだろう?
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