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自分は何のために生まれてきたのか? それを探し始めた10代の頃、もどかしかった。自分のやりたいこと、追求してみたいことが言葉にならない。どうしてなんだろう? 鬱だった時期でもあって、これは病なのかと苦しんだけれど、そうではなかった。その後、自分は不可視の世界について、知りたかったのだと、きちんと判る時が来たから。きっかけはまず仙骨の調整、それから波動修正療法に出会って、さらにはっきりした。なので「求めなさい。そうすれば与えられる」と、自分は信じている。

「微妙な」「霊妙な」複数形だと「形なき」という意味になる言葉 impalpables(*1 )に出会った。ピアノ曲のタイトル 「夢の形なき音」だった。夢の音、夢の響きってどんなだろう? それを聴き取って作曲した人(*2)がいた。芸術の力はどこまでも進んで行く。見えないとか、聞こえないとか、この世の限界なんか突破する。突破する力を、人は与えられている。「只で受けたのだから、只で与えなさい」とは、このことだ。人類を導くマスターの言葉は、気高いじゃないか!

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*1 ブログ名いんぱるぱぶれ(造語)の元になった言葉。

*2ウェブサイトの表紙でも書いたオリビエ・メシアンのプレリュード Les sons impalpables du reve (夢の形なき音)のこと。

この曲だよ~ん♡ Music : Olivier Messiaen『Les sons impalpables du reve 』

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パステル画を描き始めたとき、これは性に合っていると思った。ニカワで固めた顔料を画用紙に擦り付けて、色の粒子で描写して行く。この世は、原子という小さな粒子の振動で出来上がっているんだから、粒子を粒子で描写するの、理にかなっているじゃない。そう悦に入って描き進めていたところ、ビランで転機が訪れて、フォトショ画になった。もちろん時代の変遷もある。ウェブ上にアップするようになったから。

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少女漫画のように
少女漫画のように

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フォトショ画をやっていて気が付いた。自分の絵の原点には、少女漫画的なものがあるんだけど、漫画から離れる努力をしたのも、パステル画時代だった。そこには写真をもとに描くというクノップフ先生をはじめ19世紀以来定着した、カメラ・アイで見る要素が一役買っている。荒い粒子の印画紙に美女たちを定着させた*サラ・ムーンの影響は大きい。はっきりした場面には耐えられないとおっしゃるムーン先生は、自分が近眼だと知らなかったそう。ぼんやりってはっきりより、微妙で霊妙、いんぱるぱぶれな世界を描写しやすい。というわけで、自分もあえてピンボケに描いてみる。もちろん、決めどこは決めないとダメだけど。この「決めどこ」も微妙で霊妙なんだ。

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*サラ・ムーン:フランスの女流写真家。ファッションモデルからファッションフォトグラファーに転身したのち、レトロな風景写真、長編映画を制作している。

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Pastelizm

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先週ついに、職場の人の横面を張った。暴力が目的ではなく、人と人との境界線を引く行動だった。誰からも怒られなかったから、周囲にも共感を得たのだと思う。こういう風に決めどこを決めるって、勇気とかの問題じゃない。正しい理解なんだ。今日は遠隔治療の日なので、この一件、南先生にも報告した。自分の行動および精神的なことって、波動に現れるから。けれども事態はすでに、自分の中で解決していたから、波動的なブレは出なかったんだけど「分からない人には、分かるように行動することも必要」と、南先生に助言を頂いた。過去生からの因縁だとか、復讐の呪いの、なんて余計なことは考えないで、そんなこともあるんだなぁと、流して行く。これが決めどこ。いんぱるぱぶれな世界に繋がって行くじゃない。

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