怪我をした その3 荒療法
怪我をした その3 荒療法
自転車で転んだことが、こんなにひどいことになるとは、自分でも驚きだった。けれども神みそなわすで、起こるべくして起こったと納得している。自分で自分をごまかしていたこと、チャレンジをさけようとしたこと、自分らしからぬ行動に出ていたこと、すべてが要因になっている。
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ガチャンと自転車ごと地面に叩きつけられるように倒れた時、思いっきりアスファルトに膝をぶつけて、その振動で歯までガクガクするように震えたのを覚えている。立ち上がったとき、左の骨盤の奥と、ふくらはぎにジリジリッと走るエネルギーを感じて、あ、これは「通じるんだ」と思った。そうだ! ここ何だか不通だったよナ・・・と。
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それまで左側の身体全体が、浮いているような感じがしていた。しっかり着地していないというか…こんなこと医者に話しても、気のせいですよで終わるようなことだけど、自分では長らくそう感じている微妙なこと、つまりこういうことって、絶対エネルギー体の問題だと思っていたので、この怪我が治ったとき、きっとこの浮いた感覚から解放されて、左側の「通じていない」ところが「通じる」ようになるんだと予感した。この怪我は間違いなく荒療法だったのだ。
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その証拠に、今日あたりだいぶ歩けるようになってきたところ、左足の裏がしっかり地面に着地していると実感している。今まで土踏まずが上がり過ぎていて、シャッチョコ立ち状態だったことが判る。これは、以前かかっていた仙骨調整のオフィスでも指摘されていた。
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今日、南先生に遠隔治療をして頂いたところ(治療時間14分)そのまま30分近く眠ってしまっていた。身体が前後に揺れるので目が覚めた。左を下にしていて、目が覚めてからも数分間、揺れ続けていた。仰向けになってさらに観察していると、身体の前面と腸骨の辺りから、グラグラと抜けて行く感じがしていた。こんなに広い範囲から抜けて行くのは初めてだったので、ちょっと驚いた。きっと長い間(前世からの可能性もあり)溜め込んでいたもの(想念)でも、抜けて行くときは呆気なく・・・なのだろう。
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怪我の初日、腫れがきつかったので、苦しい時の神頼みならぬ石頼みをした。マラカイトという感情体の滞りを抜くパワーで有名な石の名前を心の中で言ってみたのだ。言葉でその石の波動を薬草液に添加できると、オーラソーマの創設者ヴィッキー・ウォール先生が言っていたし、私はすでにマラカイトのパワーを知っていたので、石そのものをあてがうのではなく、石の言霊パワーを使えると思ったのだ。それに、石を取りに行くことができないほど、身体が動かなかった。
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左膝頭には、おととしの夏からずっと炎症が出ていた。もやもやと皮下から傷が上がってきては、出たまま治らない。時々痒みが出て、角栓が出てきては皮膚が割れる。そうして細長い傷になっていた。何かが、ここに潜んでいるんだ。何かなぁと、思っていた。左仙腸関節付近にも同じような炎症が出ていた。そして南先生から、仙骨周辺の炎症は過去生での人生経験が関わっていると、伺っていた。
オイリュトミーで有名なシュタイナー先生が、過去生で脚を痛めたりすると、次の人生でその傷が頭の障害として出たりすることがあると、書いていた。傷がエネルギー体に記憶されて残るということだ。そこをエナジー波動修正療法は、修復できる療法であると、南先生は臨床体験から述べておられるので、私は自分の過去生と現在の症状について、自己観察を続けている。
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