朝の栄光

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朝の栄光

朝顔

朝の栄光

朝顔 朝の栄光

庭の草取りに励んでいたのは、梅雨入り前だった。今年はオニノゲシの黄色い花とイタドリの猛烈強い根っこと闘っていた。楽しみなのは、種まきもしないのに、ほこっと園芸種の植物が現れたりすること。鳥の落とし物なのか、今年は紫蘇が生えていたので、葉を煮出してレモンを入れて、赤紫の美味しい紫蘇アイスティーを飲むことができた。

青い朝顔
青い朝顔

まことのガーディナーは4時に起きるというけれど、4時に起きても、すごく暑いので、夏の盛りは草取りは諦めた。彼岸の入りで、少し涼しくなったから、明日は草取りしようと窓越しに庭を眺めたら、片隅に朝顔が三つ四つ咲いている。そういえば、梅雨入り前、草の上に這っているツルを見つけていた。これは、もしかして朝顔の葉? むしり取らずに、そのままにしておいたのが咲いたのだ。「朝の栄光」というのがアルファベット圏の名前。なるほど爽やかな青い色が、朝の白い光の中で輝いている。きれいだなぁ。天然色の美しさに心洗われる。午後遅くにもういちど見に行くと、花の色は赤紫に変わっていた。

朝顔はアルカリ性で青になり、アジサイは酸性で青。逆さまなんだ。庭の土は今、アルカリ性になっているらしく、青いアジサイが紫になったのを思い出す。雨の作用で変化するのか? 以前はピンクのアジサイが青くなっていた気がするんだけど。土は黙々と働いている。その多様な作用に驚く。

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コメント

    • 松本 涼
    • 2020年 9月 21日 7:24am

    外来種の朝顔も定着して長くなり、この頃ではすっかり町の住民となった気がします。土は何でも受け入れてすごい。

    • ほんとほんと。町に咲く花は、人を取り持ちますね。
      家の前を散歩で通る女性が、朝と夕で色変わりするさまを、
      何とか俳句に読み込もうと思っていると話していたし、
      葉っぱがすごく大きく育ったのを、弟たちに見せてやりたいと言って、
      ひとつちぎって、持って行った同級生とかいました。
      昔も今も、花は変わらずに咲き続けていますね。

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