オブシディアン幻想
オブシディアン幻想
オブシディアンが自己の暗部に光を当てて、浮かび上がらせるというので、どういうことかと思ったら、私は夢の中でヴィジョンを見た。確かに少々気味の悪い感じもしたけれど、それは大いに考察に値するものだった。
Mysteriaの単眼は、自分の中の暗い部分と向き合おうとしていた頃に見た夢の代表格だ。 壁に並んだ大きな目、目は心の窓と言うくらいだから、まばたいている目をじーっと見つめていたら、その人が隠し持っている何かが見えてくるのは必然だ。
暗くて見えない部分にあるものは、日ごろ見えない、見たくもない、見たらゾッとするものなんだけど、でも、人はみんな、そういう事柄にじつはちゃんと感づいている。だから、もし見てしまったら、そのあとが肝心だ。つまり見たものを理解するするってこと。はじめは何だか解らないんだけど、求めよ、さらば与えられん、だ。
包帯にくるまれたミイラや知人の死体を地面に埋めるべく、穴を掘る。死に関する夢は、物事の終わりと再生を意味している。もちろん、物事はすぐに終わったり再生したりしない。それらは大抵、長きにわたる。自分の例で言うと、家族の死を通して、この世とあの世の関係が、自分の中で具体的になったり。この10年、ビラン完治への長い道のりを歩んだり。そうして、自分が本当は何を思っているのか? 今のこの状況はどこから来ているのか? あるいは何が本当に大切なことなのか? 考えてみる。
答えは突然、やってきたりするから、ビリっときた、その答えには、素直に従う。そう、素直になることも学んでいます。
モニカさんの夢やヴィジョンはこの世とあの世の架け橋になっているのでしょう。
古代ギリシャの劇作家や詩人のようだと思いました。
確かに夢やヴィジョンて架け橋と思います。
そして懐かしの古代ギリーシァ。
処女神とか、判るなぁ~その残酷さって。
母になったことのない女性って、男性に情け容赦しないの。
でも惚れるとコロっとなる。可愛い。
嗚呼、人類の浪漫希臘よ!