箱に入れる

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折からの寒風からか、ヒヨドリが一羽、外階段の一段目でこと切れていた。仰向けで、つつましく目を閉じて。紙の箱を用意して、古タオルを切って敷く。亡骸をそこへ入れて、タオルでくるんで見えなくする。そうして庭に埋めた。もし、埋めることができないような状況で、動物の亡骸を見かけたら、心の中で箱に入れることができる。つまり手刀で九字を切るのだ。これを教えてくださったのは、川井春水先生だ。手刀で井桁を描く。もちろん、心の中でもいいから。

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