烏賊の目玉

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烏賊の目玉

目玉オヤジではありません。烏賊の目玉です。八百屋のオヤジさんは釣りが趣味。ある日、釣ってきた烏賊を二杯くれました。もう動いてはいませんが、当然、生きています。触ると吸盤がピタリと手に張り付きます。オヤジさんが教えてくれた通り、頭を持って 身を引き抜こうとしたところ、烏賊はカッと目を見開いて、オレを殺す気だな?!と、訴えています。やっぱり殺されるんだから恨むよなぁと、私は思いましが、引き抜きました。オヤジさんが教えてくれた通り、内臓も捨てないで、包丁でポンポンと切って、酢醤油でいただきました。ゲソと目玉も甘辛煮で食べました。旨かったです。が、どうにもあの目が脳裏に焼き付いて離れません。台所の三角コーナーには烏賊の残骸が残っています。私は手を合わせて、その残骸に向かって祈りました。

あなたのお命を頂いて、私は良いことを致します。ありがとうございます。

あなたのお命を頂いて、私は良いことを致します。ありがとうございます。

あなたのお命を頂いて、私は良いことを致します。ありがとうございます。 本気で三回、こう唱えたのです。すると、

なんだ、そっか。そんならいいや。と、来ました。烏賊は許してくれたんだ。動物は人間と違って、何百年も恨んだりしないことが、このとき解りました。だから、いただきますって言うんだと、その意味も実感できました。

だからというわけではないんですが、私は動物さんたちを食べないで生きています。ビランのデトックス作用を促そうとしていたら、いつの間にかフルタリアン(果物を食べて生きている人)に落ち着きました。植物は人間界、動物界に奉仕するのが喜びなのだそうです。大きな樹を見ると、偉いなぁと思うのは、そこですね。花を見ると綺麗だなぁと思うのは、そこですね。木や花は、常に人間とコンタクトを取りたがっているそうなので、明日また会ったら、話しかけてみようと思います。

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